柔術がメンタルに良い3つの理由


みやのさわ心療内科 

院長の山科俊輔先生

私は札幌市西区にある、みやのさわ心療内科で精神科医をしております。

 

日々の診療を行っていると、

「気分を安定させる方法はありませんか?」と患者様からよく質問があります。

 

もちろん正解は一つではないのですが、私自身は柔術を始めて自分のメンタルが安定したことを実感しております

 

ここで、

なぜ柔術がメンタルに良いのか3つの理由を挙げます。

 

①セロトニン的な幸せが得られる


セロトニンは、いわゆる「幸せホルモン」として知られている神経伝達物質です。

 

また、セロトニンはドーパミンやノルアドレナリン等、

 

『気分に関わる神経伝達物質のバランスを取る役目を果たしている』

 

とも言われております。

 

実は、継続的な運動によりセロトニン神経系を活性化することが様々な研究で科学的に実証されているのです。

 

つまり、運動でセロトニン神経系を活性化することにより感情が安定し、ストレスに強いメンタルを作ります。

 

柔術は雪国の札幌において、季節に関係なく一年中続けることが可能です。

また、戦略性が高いため飽きづらく、怪我をしにくいので年を重ねても続けることができます。

 

柔術は日々の運動習慣を作り、セロトニン神経を活性化するにはもってこいです。

②オキシトシン的な幸せが得られる


オキシトシンは「愛着ホルモン」とも呼ばれている神経伝達物質です。

 人とのつながり、絆を感じることで分泌され、精神の安定効果があるとされます。

 

柔術道場は家庭や職場以外の第3のコミュニティであり、人との輪を作れます。

組技格闘技ですので相手がいないと練習は成り立たず、敬意や思いやりの気持ちが自然に持てるようになります。

 

柔術をすることにより、オキシトシン神経系を活性化することができるでしょう。

③ドーパミン的な幸せが得られる


ドーパミンはいわゆる喜び、楽しさ、達成感などに関わる神経伝達物質です。

 

柔術は奥深く、どのレベルになっても

 

「パスガードが成功した」

「スイープができた」

「関節技が極まった」

 

等の成功体験を得ることが可能です。

 

日々の単調な生活では得られにくいドーパミン的な幸せが得られます。

 

私は格闘技経験があったものの、医院を開院してから家と職場の往復でほぼ運動していない状況が数年続いておりました。

 なんとなくメンタル的にも煮詰まってくることが多かったのですが、一念発起し、円山にある柔術アカデミー「ONE1」で柔術を再開しました。

 

今ではONE1の仲間と切磋琢磨しながら、「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」的な幸せを得ることができています。

 柔術を始めてから仕事や家庭もより充実しました。

 

まさに

 

「柔術で充実」

 

です!

 

山科俊輔

みやのさわ心療内科

TEL:011-676-3801

 

〒063-0826 

札幌市西区発寒6条11丁目1-1 新道北口ビル5階

※地下鉄「宮の沢駅」直結、駐車場完備

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ホームページ

https://miyanosawa-mental.jp/