『いじめ対応の限界』を読んで

子どもの頃にいじめられていた者として、

読みながら当時を振り返り、

いじめが少しでもこの世からなくなるには、

と考えを巡らせました。

 

時代と共に「いじめ」の件数は

増えているようです。

しかし、そこにはカラクリもあります。

 

2005年までは

「いじめ発生件数」

として計上していました。

 

つまり、教員など第三者による客観的判断です。

 

2006年からは

「いじめ認知件数」

として計上することになりました。

 

つまり、被害者の主観的判断に変わったのです。

 

それに伴い、

学校も教員も幅広い対応に

迫られることになりました。

 

数多くのトラブルに対応し

解消したこともあります。

 

その一方で、現場での負担が増え

教員のサービス残業や心労など

疲弊している現状もあるようです。

 

さらに「言った者勝ち」

になっている事例もあり、

嘘や大げさな申告で

学級や学校がカオスになったケースも。

 

僕自身もジムでキッズ会員さんを

日ごろから指導する立場として、

常に配慮を心掛けています。

 

厳しくし過ぎて失敗したことも、

やさしくし過ぎて失敗したことも、

どちらもたくさん経験しました。

 

お子様やご家族の皆様には

大変ご迷惑をおかけしました。

 

現在、クラスで心掛けていることは、

 

・トラブルや怪我の事例があったときは「誰がやった」ではなく、「何が起こってしまった。だからみんなで気をつけよう」

 

・ペアで練習をする際に、相手が嫌がっているのに行為をやめない場合は、「自分がされたらどう思う?」「嫌ならなぜやるの?」「これからはどうしたら良いかな?」と感情的にならずに冷静に聞きます。そうすると理解してくれます。

 

・アクシデントで痛い思いをさせてしまった場合は、「わざとじゃなくても謝ってあげて。起こったことは仕方がない。これから気をつければいい。お互いに楽しく練習できるようにしていこう」

 

・何かトラブルのようなものを認めたら、頭ごなしに決めつけて叱るのではなく、第一声は「どうした?何があった?」と聞く。落ち着いて答えてくれることが多くなりました。

 

・技などを教えつつも、一方通行にならないように常に心掛けています。

「何をする?」「なぜ?」「どうやって?」

そうすると子どもたちは考えます。答えてくれます。子ども同志でコミュニケーションを取ります。

 

日ごろ教えているようで、

逆にこちらがたくさんの気づきと学びを

与えてもらっていることに驚きます。

 

これからも、

いじめのないクラス作りと

さらなる環境の拡大を目指し続けます。

 

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