丘珠空港の機能強化に係るパネル展

札幌中央区役所で

用事を済ませて帰ろうとしたところ、

 

『丘珠空港の機能強化に係るパネル展』

が開催されていたので、

思わずパネルを全部見てきました。

 

僕は2008年〜2019年まで、

丘珠空港で航空管制官として

勤務していました。

 

当時と比べると、

民航の多様化や発着する空港の数が

明らかに増えています。

 

変化が激しくスピーディーな現代において、

ニーズは増える一方だと感じました。

 

丘珠空港は、陸上自衛隊が管轄する

官民共用(防衛省と民間企業が共同で運航する)飛行場です。

 

目的が大きく異なる両者が、

いかに互いを理解し、

尊重し合いながら運航できるか。

 

昔も今も問われ続けています。

 

積雪寒冷地の札幌で

ジェット機の安全な離着陸を実現するため、

滑走路を300m延長する計画だそうです。

 

航空機の運行で最も危険が伴うのは、

上空での飛行ではなく、

離陸と着陸の瞬間です。

 

それ以外の操作が難しく、

回避行動も非常に厳しいからです。

 

滑走路延長が実現し、

離発着数が増え利便性が向上すれば、

現場の勤務員の負担も確実に増えます。

 

管制官も例外ではありません。

 

現に新千歳空港は非常に混雑しており、

遅延が相次いでいます。

 

丘珠も2008年にターミナルレーダー化され、

より広範囲の管制が可能になりました。

 

今後は千歳管制隊など関係機関との連携が

より一層重要になるでしょうし、

システムの大幅な改善も欠かせないでしょう。

 

AIがどこまで航空業界の

安全性と利便性に貢献できるのか。

 

そのAIを使いこなす

勤務員一人ひとりの能力や決断力も、

今後ますます問われていくと思います。

 

偶然立ち寄ったパネル展でしたが、

思わず見入ってしまう。

そんな時間でした。

 

6年前に退職した僕の写真がいまだに

防衛省のホームページに載ってます。笑

 

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